16日(木)のyahooニュースに『不妊治療中の女性9割「キャリアの支障に」学会が調査』という記事が載っていました。ご覧になりましたか?
記事の中身は大した内容ではなかったように思いますが、この記事に感じた「モヤっ」と感。。。違和感。。。これは一体何なのか?? 考えてみました。
キャリアの支障??
私は、不妊治療を始めてから、ステップアップするごとに、勤務時間を調整しました。通院の為に、遅刻や中抜け、早退したり。健康や体調の為に、できるだけ早く帰れるようにしたり。常勤から非常勤にしたり。
幸い、それぞれの従業員の事情に合わせて、勤務形態を考えてくれる職場なので、とてもありがたかったですし、助かりました。それでも、やはり、バリバリ仕事するというところからは退いた感はあります。
不妊治療とキャリアの両立が、とても難しいと感じる方は多いのではないでしょうか?!難しいどころか、治療の為に、仕事を調整したり、変えたり、辞めたりする方も多いと思います。
皆さんは、そのことが「キャリアの支障」と感じますか?
私は「治療がキャリアの妨げになる。キャリアにさしつかえる。」という、感覚はありません。むしろ「キャリア・仕事が、治療の妨げになる。」と感じるんです。
「治療がキャリアの妨げ」か、「キャリアが治療の妨げ」か…
これは、ただの言葉の言い回しの違いなのでしょうか?ただの言葉の言い回しの問題と片付けられないこの気持ちは何。。。
不妊治療が最優先。今、欲しいのはキャリアより子ども。だから、不妊治療の為に時間を使いたい。限られた時間をキャリアより不妊治療に使うという選択。それが「支障」と表現されることへの違和感。
「治療がキャリアの支障になる」と言われる、キャリア側に立った表現への違和感。
調査や記事の対象になるのはなぜ?
「病気(治療)がキャリアの支障になる」って、考えてみれば当然?!
一時的な怪我や病気の治療でも、長期的・慢性的な病気の治療でも、キャリアにさしつかえますよね?!
でも、そのことがわざわざ研究されたり、記事になったりするのかな??
「不妊治療がキャリアの支障になる」という記事が、どのような意味や意図で書かれたのか、よく分からない記事でしたが、わざわざ記事になったこと自体が、不妊治療が「治療」として受け止められてないのではないか?と感じてしまったのです。保険が効かない治療だからでしょうか?「病気」ではないからでしょうか?
「不妊治療」が、「治療」として軽んじられてると感じるモヤっと感。
皆さんは、どのようにお感じになられたでしょうか?
私は、yahooニュースを読んだ後、思わず、「でっ??」「だから何だと言いたいの??」と突っ込みたくなりました。日本産科婦人科学会の調査の現物を読んで、ちゃんと理解してみたいと思います(^^)
話は変わりますが、凍結胚移植で、2人目を授かることにチャレンジしようと、通院を再開した今日この頃です。
近々、2年前、体外受精2回目で、妊娠陽性反応が出た周期のことについて、まとめたいと思っています。