かすがいのブログ

不妊治療と心理学と私。本業カウンセラーの私の妊活・不妊治療・子育て体験や思いを綴るブログです。

タイミング療法@2つ目クリニック

今回は、2つ目のクリニック、そして、そこでのタイミング療法について。

 

1つ目のクリニックは、薬や注射はなく、超音波検査で見てもらうだけだったので「治療」という感じはゼロのまま、さらりと通院を終了。紹介状や診療情報提供書ももらわず、次の病院を探し始めました。

 

2つ目の病院を探していることには、「不妊症・不妊治療」ということを、だいぶ意識していたので、人工授精以上の不妊治療を行っている病院を探しました。

  • 自宅からそう遠くなく通いやすいところ
  • 仕事をしながら通える診療時間のところ
  • 体外授精・顕微授精まで行っている不妊治療のクリニック

というところを探し、決めました。

 

医師が2人と、看護師・培養士・受付スタッフの方、合わせて10人強くらいのクリニックでした。

 

まずは、初診の予約の電話。これが、全然つながらない(> <) たいてい、通話中か、長いコールの後「混み合ってるので後ほどかけて下さい」のアナウンス。。。何度もかけ直して、やっとつながり、1ヶ月先に初診の予約。

 

基礎体温表と、前のクリニックでの血液検査の結果を持って、行きました。待合室には、たくさんの患者さんが待っていて、不妊治療を目的に来てる方がほとんどという感じでした。問診票に記入して、待つこと1時間半?! 予約時間があるとはいえ、やはり待ちますねー。

 

先生は50代の男性の先生。とても穏やかな雰囲気で優しいお顔立ちで柔らかい話し方の先生でした。フィーリング・印象は良く、「なんか優しい感じの先生だな」という感じ。

資料を見せてくれながら、不妊症のことなど説明をしてくれました。ですが、やはり、ここでも、子作りの現状などについては、詳しく聞かれず、問診票に書いた程度でした。

 

そして、タイミング療法からスタート。結局、10周期もタイミング療法を行いました。その10周期の間に、夫の精液検査、フーナーテスト、抗精子抗体検査を受けました。

 

 

 

1. タイミング療法

生理開始日を1日目として、だいたい10日目頃に、受診。超音波検査で卵子を診てもらいます。その後、2日毎に受診して、卵子の成長具合を確認してもらい、正確な排卵日を教えてもらいます。先生からタイミングを取るように言われた日に、子作りのタイミングを取り、その後、また受診して、排卵が起こったかどうかを超音波検査で確認。その後は、生理が来るか来ないかを待ち、生理が来たら、また、10日目頃に受診する、の繰り返し。

 

真面目に毎月通いました。クリニックは混んでいるので、予約しているとはいえ、やはり、半日はかかりました。

この時も、リビングのカレンダーに☆マークを書いて、排卵日前後を夫に知らせ、なんとか月1回タイミングを持つことができる、という感じでした。

 

生理が来ると、「またか。。。」と、落ち込み、排卵日近くになって、気持ちを取り戻し、タイミングを持った後は、ひたすら健康的な生活と、ストレスの軽減に努め、そしてまた生理が来る。。。

生理が来た後は「不妊」について検索し、排卵日前後は「妊活」「温活」について検索し、生理が来る直前には「妊娠超初期症状」について検索する。

こんな一連の周期が何回も繰り返されるわけですが、慣れないんですよね。まったく、慣れないんです。

クリニックの内診台に上るのも、

あの開脚の姿勢も、

超音波検査の後に先生と顔を合わせる小っ恥ずかしさも、

妊娠検査薬をフライングしては「何やってんだろ」と落ち込むのも、

期待と不安と落胆と自己否定の繰り返しも、

夫に生理が来たことを伝える時のちょっとした気まづさと罪悪感も、

何度繰り返しても慣れないんです。何度繰り返しても、いつもその時が初めてのことのように、心が弾んだり、落ち込んだりするんです。

 

「タイミング療法」という言葉では言い表せないものがありますよね。 

 

2. 精液検査

1周期、2周期、3周期、、、と妊娠しないことが続き、夫の精液検査を受けることになりました。

夫に精液検査を受けることを話をした時には、嫌がるでも拒否するでもないけど、「別にいいけどー。大丈夫(精子に問題ない)と思うけどねー。」という反応でしたね。決して、非協力的とか、嫌な感じはしなかったですが、「問題ないのに検査受けなきゃいけないの?それなら別に受けるけどさー。」みたいな感じに、私には受け取れました。

 

クリニックでは精液検査のための部屋が用意されていましたが、うちの夫は、自宅で採りたい派でした。

クリニックで購入した精液を入れるカップに、採取した精液を入れ、指定された通りに、夫婦の氏名・採取日時を書いたシールを貼り、それをさらにクリニック指定の紙袋に入れて、人肌からできるだけ冷やさないように持っていきます。採取してから2時間以内にクリニックに届けます。

狭いマンションで、朝一番に精液を採取するという環境が、繊細な夫にとっては、気まづいようだったので、その間、私は外で、散歩か買い物に出ていました。頃合いを見計らって帰宅した時には採取が完了しているという感じでした。

 

夫から受け取った精液入りの紙袋を、クリニックの受付で、紙袋ごと渡し、検査結果が出るまで、待ちます。

 

そして、結果が出てから診察室に呼ばれ、検査結果が書かれた紙を見ながら、説明を受けました。夫の精液検査の結果は、すこぶる良いわけではないけど、基準値の範囲内。

夫は、もともと自分では問題ないと思っていたとはいえ、一安心している様子。

 

この時点で、夫婦ともに、不妊につながるような明らかな問題はなし。そして、先生から、フーナーテストを勧められました。

 

3. フーナーテスト

フーナーテストは、子作りのタイミングを持ったあと、子宮頸管や子宮入口に、運動している精子がどれくらい残っているかを調べるテストです。

 

テストを受けるのは、排卵日直前か排卵日。

その日を先生と相談して決めました。フーナーテストの前夜か当日に、タイミングを持って、クリニックを受診するように言われました。

 

我が家は、フーナーテストの当日の朝に、タイミングを持ちました。そして、その日の朝一番の予約で受診。内診で子宮頸管内の粘液を採取して、顕微鏡で見てくれます。私も、顕微鏡を覗かせてもらいました。

 

フーナーテストを3回受けて、3回とも結果は不良。子宮頸管内に残っている運動している精子が1匹、2匹、多くても3匹くらいでした。これは、極めて少ない数で、私の子宮頸管粘液が精子の通過を阻害している可能性大ということが判明しました。

 

4. 抗精子抗体検査

フーナーテストの結果不良を受けて、その原因・理由を自分で色々と調べました。

精子抗体(精子を異物と判断して、攻撃し拒絶すること)なるものを知り、私が抗精子抗体を持っているがために、精子を異物と判断して拒絶してるのではないか、だから、フーナーテストの結果が不良だったのではないか、と思い、抗精子抗体の検査が受けられるかどうかを先生に聞きました。

保険がきかず、自費で1万円かかるけど、検査は可能とのことで、抗精子抗体の血液検査を受けることにしました。

 

血液検査なので、私は、ただ血を取ってもらうだけ。

結果は、陰性(抗精子抗体なし)。精子を攻撃して拒否してるわけではなかったので、フーナーテストの結果が不良である原因は不明。。。

 

子宮頸管を元気に通過できる精子の数が、極めて少ないので、タイミング療法を続けるより、人工授精へのステップアップが望ましい状況であることがわかりました。

 

タイミング療法10周期を経て、人工授精にステップアップすることにしました。

 

次回は、人工授精の話。